締め切りギリギリの仕事ばっか来るんで、
忙しくてたまりません。
せめて、あと2、3日早く言ってほしいものです。
そんな忙しい私のもとへ、後輩Mくんが訪ねてきました。
出不精な私ですが、来られたらしょうがないです。
しぶしぶ部屋の中へ通しました。
後輩Mくんとは、
たしか3、4か月前に話をしてます。
そのときMくんは
「上司とうまくいかないで困ってます。これじゃ出世もままならん!」
と文句たらたらでした。
なので、私は言ってやりました。
「仕事をさぼらず、結果を出して、その上司とは意識的に会話をするようにしなさい」
さて、
あれから4カ月たってます。
さぼらずに結果も出して、上司との会話が増えていれば、
きっと好転していることでしょう。
でも、残念ながら相変わらずうまくいってないようです。
なんとも強情な上司だ。
そんな会社辞めちまえ!
と思ったのも束の間、
私を茫然とさせる事態が起こりました。
耳を疑いました。
何度も聞き返しましたが、Mくんはたしかにこう言ったのです。
「挨拶をするようにしたのに」
当たり前じゃん。
当たり前ですよね?
これって、私だけの価値観じゃないですよね。
朝、出社して挨拶するって、当たり前ですよね。
オーラストップ目でリーチはしませんよね。
メタルスラッグはゲームもスロットも面白かったですよね。
サマルトリアの王子はトンヌラですよね。
COWCOWのあたりまえ体操が好きです。
ていうか、
今まで挨拶してなかったんなら、そりゃ嫌われるでしょ。
ていうか、
そもそも挨拶もできない人間は出世できないでしょ。
「もう、お前には何も言うことはないから帰れ」
Mくんにはそう言って、丁重に帰っていただきました。
うん。二度と来るな、マジで。
でも、Mくんほど極端でないにせよ、
当たり前のことをして偉そうにしてたり、評価してほしいなんて言う人ばっかり。
いつだったか、
どっかの市長さんが「うちでは着服なんか一回もない」
なんて偉そうに言ってたけど、そんなの当たり前だ。
やっぱ、人間って
自分で当たり前のハードルを高くして、
自分のスタンダードを上に上に持っていかないとダメだと思うんです。
新人の頃は、100万円の売り上げで誉められたかもしれないけど、
課長になって部長になって、100万円じゃ誉められないよ。
だって、上司は仕事ができて当たり前なんだもの。
当たり前のハードル低すぎるよ・・・。。
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